睡眠と疲労の方法論

そもそもパワーナップとは?

そもそもパワーナップとは一体何なのでしょうか?一言で説明すると、パワーナップとは短時間で効率的に睡眠を補い疲労を回復させるための睡眠法です。

一日の終わりにまとめて取る普通の睡眠の場合、短い人で4時間半から長い人では10時間ほどの長さと言われています。一般的に最適だと言われる人間の睡眠時間がおそよ7~6時間ほどなので、個人差はあるものの大体の人の睡眠時間はこの範囲内に収まります。

しかしパワーナップの場合は通常の睡眠に比べてかなり短い時間で行います。また通常の睡眠と異なるのは時間だけではありません。

一般的な睡眠はその日一日の活動を終え、次の日に備え疲れをとるために行います。我々が睡眠と聞いてイメージするのは普通この”一日の締めに夜に眠る”タイプの睡眠です。
朝型の人もいれば夜勤の仕事をしてるから「夜は寝ないよ」という方も居るかもしれませんが、人それぞれのタイミングで一日の最後の過ごし方としての睡眠は行われます。

パワーナップの目的

パワーナップは上にあげた睡眠とは違い目的が異なります。夜の眠りが一日の締めとして行われるのに対し、パワーナップはどちらかというと疲れや眠気をとるための仮眠の色合いが強いです。

短時間だけ睡眠をとるという意味では仮眠も昼寝も同じだと思われるかも知れませんが、パワーナップには昼寝にはないメリットがあります。

パワーナップのメリットとして行った後の疲労感が無いと言った点や場所を特に選ばないという点を挙げることが出来ますが、なんと言っても最大のメリットは時間に対する睡眠効率のよさです。

パワーナップは普通の昼寝や仮眠や夜にとる睡眠とは異なり、単位時間あたりでの回復量が極めて優れています。睡眠効率の良さこそがパワーナップをお勧めする理由であると同時に最大のメリットにして特徴なのです。

スポーツで例えますと昼寝や夜の睡眠は怪我や故障などをしっかりお医者さんに見てもらうようなもの、パワーナップは短時間で疲労を回復させるためにトレーナーなどが行うアイシングやマッサージのようなものです。
疲労回復への即効性があるものの応急処置的な面があります。つまり通常の仮眠とは目的が違うのです。

パワーナップの特徴

パワーナップには以上のように普通の睡眠とは様々な異なるポイントが存在します。明日に備えて一日分の睡眠をしっかり取るのが夜の眠りであることに対し、パワーナップは少ない時間での効果的なリフレッシュという捉え方をするのが適切かも知れません。

簡単にパワーナップの特徴をまとめますと
1 守らなければならないルールがある
2 睡眠効率が良い
3 ごく短時間で睡眠を補える
といった点があげられます。

効率が良く、時間的に厳しい状態であっても休息を補うためには非常に優れた方法である反面、パワーナップはルールを守って正しく行わないとタダの中途半端な仮眠となってしまいます。
そのような失敗を防ぐためにはしっかりとしたパワーナップのやり方についての理解が必要です。

ではより具体的にパワーナップについて掘り下げるため、パワーナップと昼寝の違いについて次のページで解説します。

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