睡眠と疲労の方法論

良い眠りが欲しければ枕の高さにはこだわるべき

枕の高さは睡眠の質と非常に深く関係しています。体調は悪くないのにいつも寝付きが悪かったり、朝起きた時に首に痛みを感じたりしたことはないでしょうか?それは枕の高さがあっていないことが原因かも知れません。

夜眠る時の環境は様々だと思います。布団の方もいればベッドの方も、パジャマの方もいればスウェットの方もいるでしょう。しかしみなさんが必ず共通して使っている寝具がひとつだけあります。それは枕です。

枕は人の睡眠の質を左右するとても重要な寝具なのです。

睡眠における枕の重要性

枕はまさに人体の要である頭と首を支える大切な寝具です。一日の四分の一強もの時間、頭を預けるのがこの枕です。人によっては一日に座っている時間の長さよりも枕の上に頭を乗っけている時間のほうが長いかも知れません。
そして寝具の中でもパジャマに次いで重要度が高いのが枕なのです。

枕は当然ですが眠るときに頭を預ける寝具ですので、枕の高さや柔らかさが体に合っていなかったりすると睡眠の質に大きな悪影響があります。

「たかが枕の高さくらい」と思われるかも知れませんが、睡眠という体の筋肉・内蔵・神経を休ませて体力を回復させる作業のためにはその「たかが」が命取りです。
枕の高さがあっていないと疲労の回復に良くないだけではなく、入眠時の障害や目覚めの悪さ、場合によっては朝起きた時に首の筋肉に負担がかかって寝違えのような状態になることもあるのです。

ここからは枕があっていない時の悪影響について説明します。

高さがあっていない枕で寝ることの悪影響

枕の高さがあっていない時の悪影響は3つに分けられます。1:首への負担、2:気道の圧迫、3:頭部への血流の3つです。

1:首への負担
これは説明するまでもないとは思いますが、枕の高さがあっていなかったり頭が適度に沈み込まない場合眠っている間ずっと負担がかかってしまいます。
特に負担が多いのは枕が高すぎる場合です。曲がった状態をキープし続けることになるので当然負担がかかります。柔らかさが足りずに頭が沈まない場合も、頭を安定させるために常に首の筋肉が緊張した状態になるため負担がかかります。
これは首の寝違えのみならず、体が緊張した状態が維持されたまま眠ることになるため、睡眠の質まで浅くなりがちです。

2:気道の圧迫
枕が高いと気道が圧迫され、睡眠時の呼吸がスムーズに出来ません。睡眠時無呼吸症候群の場合舌などが邪魔になって呼吸が出来ないためパターンが異なりますが、睡眠の質が落ちるのは同じです。
呼吸がスムーズにできないとどうしても体は頑張って強く空気を吸って、強く吐き出そうとします。十分な酸素を睡眠中に確保できないと眠りが浅くなるだけでなく、翌日目覚めた時にぼーっとした感じも
残ってしまいます。
3:頭部への血流
枕があっていない首にストレスがかかった状態で眠ると筋肉が緊張したり首が曲がったままになります。一番良くないのは首の真横、頸動脈が圧迫された状態で眠ってしまうことです。
高すぎる枕などで横になって眠った時などがこれにあたります。

基本的にどれも首が中心となって起きている問題です。適切な高さの枕であれば首に負担はかからず、スッと肩から頭にかけての筋肉がリラックスした状態になります。
眠るときに体がリラックスした状態を維持するには枕は非常に重要です。

特に寝付きの良さとは非常に関係が深く、もし今の枕の高さが合っていないのであれば高さを調節するだけで寝付くためにかかる時間はびっくりするほど違うでしょう。
いつも眠るときに使っている枕があなたの体にあった高さになっているか一度確認してみてはいかがでしょうか?

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