睡眠と疲労の方法論

レム睡眠とノンレム睡眠

レム睡眠とノンレム睡眠、よく目にする言葉ですがこれら二つのどちらが深い眠りなのか、そもそもレムとは何なのかはご存知でしょうか?レム睡眠とノンレム睡眠について理解するためにまずはレムの意味を知る必要があります。

ここからはREMの意味を中心にしてこの二つがどういう状態を指しているのかについて解説していきます。

レムとは眼球の運動の事

レムとはRapid Eye Movementの頭文字をとったREMの事です。これは眼球が早く動くことを表しています。つまりレム睡眠は眠っているにも関わらず起きている時と同様に眼球がキョロキョロとまぶたの下で動いているので、REMが確認できる睡眠すなわちレム睡眠なのです。

睡眠時であれば目の動きなど見られそうもないものですが、これは普段われわれが眠っている時にいつも起こっていることなのです。
比較的睡眠の浅いとき、特に夢などを見ている時にREMは現れやすい現象で記憶の整理などを行っていると言われています。

レム睡眠時に起こるのはREMだけではありません。例えば夢などを見ている時にどこかへ落ちそうになって体がビクッと動いた反動で目が覚めたことは無いでしょうか?レム睡眠時には目の動きだけではなく、手や足などの目以外の部分が動くことも珍しくありません。
これはうたた寝をしている人を観察した時などにも顕著です。突っ伏して眠っている人が頭を机の上でゴロゴロさせたり、寝言を喋ったりすることなどが見られることなどがその例です。

レム睡眠時に動くのは必ずしも目だけではなく、場合によっては手や足や口も動くこともあるのです。
ただし基本的に眠っている時に体は脱力状態で弛緩した状態にあるためそこまで激しく動くことはあまりありませんが、上で説明したような範囲で動くことは珍しくありません。しかし夢を見ている時に寝返りであったり寝言を話したりと体の動きも増えるという点では目の運動と同じことが起こっているのです。

まとめますとレム睡眠とは眠っているにもかかわらず眼球などの動きが観察できる浅い睡眠で、夢などを見ている事が多い状態です。

ノンレム睡眠は深い

ノンレム睡眠とは逆にレム睡眠より深く眠っている状態です。「レム睡眠とノンレム睡眠ってどっちが深いんだっけ?」と疑問に思っているうちにあべこべになってしまいがちですが、REMという眼球の動きの事を覚えておけば夢を見ていない深い眠りがノンレム睡眠であると覚えられるでしょう。

睡眠には深さに応じたステージがあり、レム睡眠と他にステージⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳがあります。ノンレム睡眠はステージでいうとⅠ〜Ⅳまでを指します。ちなみにステージⅠがまどろみから入眠にはいったくらいの浅い状態です。
レム睡眠は一番浅い睡眠のステージⅠと同じような脳波が現れ、夢を見ている状態です。

前のページで少し説明しましたが、脳が効率よく休息をしているのはノンレム睡眠時です。夢を見ているとき脳は覚醒時と同じ程度に活動しているため、脳の休息という意味ではレム睡眠はあまり効率的ではありません。
脳にとっての睡眠はノンレム睡眠であると覚えておくとよいでしょう。

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