睡眠と疲労の方法論

ゴミのような眠り「ジャンクスリープ」

健康が叫ばれる今、レストランやスーパーの食材は国産無農薬をPRし、メディアではカロリーやバランスの食事の重要性を説いています。しかし食事に対して眠りはあまり重要視されていません。睡眠におけるジャンクフードであるジャンクスリープとは一体どういう意味なのでしょうか?

今回はジャンクスリープとは何なのか?そしてそれがもたらす健康への影響はどのようなものなのか?についてです。

そもそもジャンクスリープとは?

ジャンクフードという言葉は御存じだと思います。高カロリーな油っぽい肉や炭水化物が主な構成物で、たまに界面活性剤で不自然にシャキシャキしたフレッシュな食感の野菜が入っているゴミのような料理を総称した言葉です。
要するに栄養も大してないくせにカロリーだけは高く、人の食欲中枢を刺激するような料理や食事の事です。

これが健康的でないことは一目瞭然で、栄養の偏った食事が肉体へ与える影響については知られているので基本的に避けるべきものとして認識されています。

それに対してジャンクスリープとは何なのでしょうか?よく出されるジャンクスリープの具体例は、テレビや音楽をかけっぱなしで照明を付けたまま、着替えずにそのまま床などで取るような睡眠です。
今などはタブレットやスマートフォンでもいじりながらであったり、寝る前の飲み食いやお酒や喫煙が加わればパーフェクトなジャンクスリープと言えるでしょう。

つまりジャンクスリープとは眠りの質を悪くするような要素をふんだんに盛り込まれた睡眠です。眠りを妨げる環境・状態で眠る事と言い換えてもいいでしょう。

ジャンクフードは食べても食べても栄養が不十分でカロリーだけはあるので、肥満になりながら栄養状態が悪いという不自然な姿になります。
対してジャンクスリープは眠っても眠っても睡眠の質が悪いため、睡眠時間を余分に取りながら眠かったりぼーっとしたりという状態になるのです。

ゴミのような眠り、それがジャンクスリープなのです。

ジャンクスリープの健康への影響

ジャンクスリープは睡眠の質を悪くしますが、健康上への影響はどのようなものが現れてくるのでしょうか?

睡眠の質が悪い以上、睡眠が不十分な場合と同じ影響がでてきます。
つまり認知機能の低下や集中困難といったパフォーマンス面からはじまり、イライラや不安を感じやすいと言った精神面、肉体においても血糖値が上がりやすくなったり疲労が抜けにくくなるなどといった影響です。

睡眠が浅い場合は、脳がしっかり休息することが出来ないうえ肉体の恒常性維持のために不可欠な成長ホルモンがしっかり放出されないために体の方にも影響が出てくるのです。

極論すると睡眠の質さえ高ければジャンクな環境においても状態においても問題はありません。質が悪いことがジャンクスリープの本質なので、しっかり眠れてさえいれば大丈夫なのです。

とはいえジャンクな環境でよい睡眠が取れるような人はまれですし、そういう方がもししっかりした環境と状態で眠ることができればもっと短い睡眠や高品質な眠りを実現できるので、どちみちしっかりとした環境で眠るしかありません。

ジャンクスリープは有害です。食事と同様に睡眠にも気を使って眠りという栄養をしっかりと取るように気をつけましょう。

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