睡眠と疲労の方法論

睡眠疲労は眠りすぎと姿勢が原因

睡眠疲労という言葉をご存知でしょうか?眠りすぎることで逆に疲労が蓄積してしまう事を指す言葉です。疲れ気味だったり自己管理のためによく眠るようにしているのに疲れが取れないのは、もしかすると睡眠疲労が原因かも知れません。

疲労の回復や体調の維持のために必要不可欠な睡眠も、長時間眠りすぎると睡眠疲労という形で逆に疲れやダルさを感じる原因になることがあります。

良かれと思ってやっている習慣がアダになってしまう、睡眠疲労を防ぐためにはどうすればよいのでしょうか?

眠りすぎて逆に疲労が貯まる

一般的に適切な睡眠時間は6時間から8時間と言われます。成長期の方や若い方ほど長い睡眠時間が必要で、加齢に従って必要な睡眠時間は少しずつ短くなっていきます。

しかし現代人全員の眠りが適切な時間内に収まっているとは言えません。生活リズムを守ろうにも仕事や用事に床につくタイミングが左右されたり、なぜか眠れなかったり逆に疲れていて長めに睡眠を取ることもあるでしょう。

「最近疲れているので早めに寝よう」
「今日は体調が良くないので朝までたっぷり睡眠をとろう」
「明日は大事な予定が有るから体調管理と遅刻防止のために早く寝よう」

このように考えていつもより何時間も早く眠ったり、あるいは普段から長時間睡眠に費やすようにしている方も少なくないはずです。

しかしこうした必要以上の睡眠が必ずしも疲労の回復に結びつくとは限りません。いつもよりしっかり眠ったのに起床時にいつもよりダルさを感じたり、慢性的に疲労感があるのでいつも長時間の睡眠を確保しているのに全然改善しないなど逆効果になることもあるのです。

一体なぜ疲労を回復させるはずの睡眠を確保しているのに却って疲労を感じることになるのでしょうか?実はそこには睡眠疲労という落とし穴があったのです。

睡眠疲労の正体

睡眠疲労とは、一言で言えば眠りによって生み出される疲労です。睡眠疲労が起こりやすいのは普段よりも余分に睡眠をとりすぎたり、習慣的に眠りすぎになっている時です。

一体なぜ睡眠によって疲労が生み出されるのかというと、それは筋肉の凝りに原因があります。

眠っている時といえば、体中から力が抜けてリラックスしている状態を想像します。しかしそれは必ずしも正しくありません。眠っているとはつまり長時間同じ姿勢を維持しているということでもあるのです。

眠っている時人は横になって力を抜いているとはいえ、体重は綺麗に分散されているとは限りません。そして体重が偏っているところでは必ず筋肉に緊張が起こります。例えば寝返りというものがありますが、寝返りはそうした筋肉の緊張をなくすために姿勢を変えるという意味も有るのです。

体が休まって体力を回復させるためには必要不可欠な睡眠ですが、睡眠中でも疲労が蓄積する部分には蓄積するのです。起きた時に首や肩や腰などが痛くなるなどは、睡眠中にも体に負担がかかることがあるという良い例でしょう。

気づかないうちに緊張させ続けた筋肉や負担がかかり続けた関節、そうした疲労を起きた時に感じるのが睡眠疲労の正体です。
良かれと思って長く睡眠を取る行為も、眠り方が悪い人の場合は却って疲労を蓄積する結果になってしまうのはこのような理由なのです。

特に日常的に疲労が強く習慣的に睡眠を多く取るようにしている人の場合は、睡眠が疲労を生み出し、その疲労を回復させるために再びたくさん眠るという負のスパイラルに落ちてしまいがちです。

睡眠疲労を感じる方は眠る時間をあえて短くしたり、体に負担がかからないように布団や枕の高さを見直してみると睡眠疲労を改善させることができるかも知れません。

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